このレビューはネタバレを含みます▼
この物語の主要三人の男性キャラ全員、まともじゃない。ヒロインの元彼は、生い立ちのせいで、歪んでて、ヒロイン兄は、心が広すぎて、人間離れてしてて、ヒーローは、長年片思いしてるくせに、色んな女性と付き合うというクズぶり。
ヒロイン兄、自分の彼女が、別の男性しかも自分の親友を好きだと分かってて付き合ってるし、気持ちだけならまだしも、抱きついたり、抱き合ってたり、キスしてたりしてるのに、それでも、感情的にならずに、冷静に対処って、冷静すぎて怖い！！
すくなくとも、数年はそんな状態なのに、それでも付き合い続けるって、本当に人間？！嫉妬心は？！って、心が広いというか、人間身が無さすぎて、寒い。ヒーローも、ヒロインを忘れるためとはいえ、色んな女性と付き合って、そのせいで、ヒロイン逆恨みされて傷ついて。ヒロインをすっぱり諦めるか、忘れられないのなら、一人でいろよと言いたい。中途半端に、他の女性で孤独をうめて、でも、策略でヒロインを手に入れようとするし。残酷な仕打ちをするヒーローです。元彼女がヒーローの被害者で、ヒーローを罰して欲しかったですね。
なのに、彼氏も失って、仕事も放り出されて、可哀想。元彼女が脅迫までしたのは、ヒーローのせいなのに。ヒロイン兄の彼女にもきっぱりとしないで、つけこまれて、抱きつかれたりキスされたりと隙だらけ。それが、その彼女に諦めさせるのに時間がかかることになったのに、中途半端なやつ。
ヒロイン兄が心の広い人だったから、ヒーローとも親友のままだけど、普通の男性ならば、とっくに、友情が切れてる。ヒロインの元彼の性格は別として、事件を起こさせたのは、ヒーローの中途半端さと脇の甘さから出た写真、きっぱりできてないヒーローのクズさから。
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