王妃ベルタの肖像
」のレビュー

王妃ベルタの肖像

西野向日葵/今井喬裕

コミカライズの方から入りました

ネタバレ
2020年7月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先にコミカライズの方から入り、読み進める
うちに原作小説の方も気になり購入に至りました。
この物語の魅力は何と言っても主人公にあると思います、まだ20代前半の主人公で、殿下は10個ほど歳が離れているにも関わらず、冷静沈着でどんな辺境化にあろうとも、決して取り乱す事なく最善を尽くす主人公は読んでいて凄く魅力的で、大切なわが子を何よりも最優先に考える姿は気高くとても凛々しいと感じました。良い意味で、お姫様お姫様していない感じがとても新鮮でした。正直、主人公が何かに護られたり…というシーンは1つも無く、全て自分の力で先読みして対処していた事に純粋にヒーローよりも格好いいのでは?と思ったりもしました(笑)…物語自体は何も残すとこ無く終わっていますが、正式な、正妃になってからの彼女を見たいと思ったし、冷えきった殿下との仲をもう少し進展させて甘い二人も見たいなと…ぜひ続刊を希望です!
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!