センパイ、空気よんでください
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センパイ、空気よんでください

加奈

センパイ、キャラ変してます

2020年7月2日
「君と図書館で」の後に97ページから「センパイ、空気よんでください」が入っています。「君と図書館で」は、うん、BLだなという印象でしたが、表題作がすごくよかったです。「君と図書館で」の二村が気になって一緒に図書委員になったけれど、部活で委員の仕事ができないうちにCPが成立してしまった気の毒なセンパイ(藤江)とそのセンパイの告白の手伝いをすることになったコウハイ(田尾)のお話で、藤江と田尾の掛け合いがすごく面白くて笑っていたのですが、どんどん切なくなってきて、この本の中では平凡担当なのでしょうが、田尾が可愛くてなりませんでした。藤江の弓道男子も善きで、作品に浸り込みました。藤江が大学に通うようになってからのお話も読めたらいいなって思いました。総183ページ。修正は白抜き。
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