式神の名は、鬼
」のレビュー

式神の名は、鬼

夜光花/笠井あゆみ

どんどん甘くなってく!

ネタバレ
2020年7月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 800年の封印を解かれた鬼の羅刹と陰陽師の櫂、最初なかなかいうことを聞かず手に負えなかった羅刹が、だんだん人間らしい感情を身につけて櫂にだんだん絆されていくのが面白かった。櫂も人間的に偏っていてダメなところもいっぱいあって、だからこそ好感が持てて物語を面白くしていますね。3冊かけてようやく甘い雰囲気になったところで終わってしまったのでもう少し続いてほしい!不老不死の尼、比丘尼の謎も未解決だし、ライバル陰陽師のなつみもまだ活躍しそうだし、きっと続編があるはず?アンソロジー瑠璃に少し続編があるようなので読んでみたいです。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!