このレビューはネタバレを含みます▼
私の中では『悪役令嬢』ものが流行っている。アニメ化された『乙ゲーの破滅フラグ~』を筆頭に、転生で乙ゲーで悪役令嬢と、最悪のシナリオを知っている主人公がどうやって回避するかが悪役令嬢の力量であり腕の見せ所。
主人公のアイリーンも第二皇子のセドリックからリリアを虐めた咎で婚約解消を言い渡され、後に訪れる自分の末路を思い出した。回避する為には王位継承権を剥奪されている第一皇子のクロードを自分側につけないとならなくて・・!
とにかくアイリーンが頭がいい!自分がするべき事を行動に移す。適材適所に人材の配置が出来る。自分の置かれた立場を嘆くより回避の道を模索する。
対して、ヒロインになるリリアは悪い意味で したたかで浅はかで自分の願いは全て叶うと信じている浅ましい女の子。
こりゃ誰がみてもアイリーンが皇妃に相応しい。
クロードの感情が風や雨や花で分かるので表現が乏しい彼でも感情が読み取れ、時にストレートな言葉よりダイレクトだ。
クロードが人間でいるために奮闘するアイリーンに対し、主人公は自分だと慢心するリリアとセドリックが器が小さい。
ハッピーエンドと分かっていても、最後までハラハラさせていただきました。