呪禁師百鬼静の惑乱【イラストなし】
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呪禁師百鬼静の惑乱【イラストなし】

小中大豆/yoshi

呪術もの2巻

ネタバレ
2020年7月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 年齢も素性も、記憶すら曖昧な謎多き呪禁師・百鬼静。適当な祝詞を唱え、水道水を聖水として撒き、悪霊を祓う?怪しげな会社を経営。
しかも社員1名。その唯一の社員が若宮鳴海。二人はセ/フレ以上恋人未満の関係。鳴海→百鬼で中々生殺し状態。最終的には粘り勝ち?でどうにか両思いまでこぎつけます。
百鬼の師匠が以前お祓いした場所で再び怪異があり、その調査の依頼をしてきた百鬼の友人・星野。調査途中で、百鬼がその場所に住んでいたことを思い出し……。そして鳴海の見る最初に見た夢とそれ以降の夢。
行方不明の遺体は団地のどこにあったのか?百鬼の夢や親は?師匠との出会い等々、気になる所を残しながら終了。事件の掘り下げもさらっとしていたので、その辺りをもっと深く読みたかったです。
謎が解明されていないのに、プラチナ文庫の方がなくなる悲しい事実。続編希望!
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