コッテリ絡んで、おいしいの。
」のレビュー

コッテリ絡んで、おいしいの。

藍川

貧乳大喰らいなら誰でも良さげなヒーロー

ネタバレ
2020年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み放題。作者の他の作品が良かったので読んだが、こちらは好みに合わず。
高校時代にヒーローに告白するも、「細い奴は無理」とあっさり振られた過去を持つヒロイン。そんなヒーローと引越し先で再会。その後行きつけの居酒屋でも再会して、ヒロインをストーカー呼ばわりするヒーロー。実際元カノにストーカーされており、別れるためとヒロインを利用し、代償にヒーローがご飯を作ることに。
この後特にエロ展開はなく、元カノを騙すために毎日一緒に帰ったりしてはご飯を食べる展開ではあるものの、恋愛空気は薄い。
結局、ヒーローが過去に振ったのはヒロインの見た目が細くてご飯を食べないだろうという思い込みからだった、というのが判明するが、それなら断るときにまず言うべきは「お前のことよく知らないから」だろうが!と思うし、そんな理由で振った割に付き合ってた元カノはオシャレご飯しか食べない系だったとか、矛盾してない? 胸もない方が好きと言いつつ巨乳元カノだったし。この二つの矛盾を解消してほしい。
という感じで、両思いになっても残るモヤモヤ。最後にヒロイン選んだ理由が人格関係ないようにしか見えないのが納得いかないのかもしれない。
話としてはオチもついてて、まあいいけど、恋愛としては微妙かな。
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