メシアの鉄槌
」のレビュー

メシアの鉄槌

あみだむく

ある日、日常が破壊され

ネタバレ
2020年7月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 愛し子を目前でうしない、義体の誤作動で唯一の人を殺めてしまった主人公。記憶を奪われても、家族を護りたかったという想いが、彼を動かす。ひとと違うことに気がつき、その個性ゆえに周囲から疎まれ、母を亡くした娘。失意の中で放った一言が元でAIが暴走してしまう。少しずつ狂った世界で、記憶とは別の形で覚えている愛ゆえに、それを取り戻そうとするゆえに闘う悲しさが切ない作品です。
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