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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 咲良の居酒屋歳時奇

    永久保貴一

    眼に美味しい漫画です
    2024年10月3日
    日常に神様が紛れ込んでいる、穏やかで柔らかいお話です。
    また主人公の恋もほのぼのとして、素敵です。
    三方丸く収まるの三巻でぴったりお話が収まっていて、読むと落ち着きます。
    素人が生意気を言いますが、まだ続いてほしいような、ここで止めておいてほしいような、そのくらい、個人的には整った良い作品だと思います。
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  • かへ

    藤井慶/平井志

    東北弁の言葉が沁みる
    2024年9月21日
    本を閉じても、中の人たちのその後の時間が続いていく物語です。
    失ったものの痛みも、癒えていく過程も、困難も、育んでいくものも、この短いお話の中に詰め込まれているようです。
  • 蝉法師 訳アリ坊主三人衆、嫁探しの珍道中

    墨佳遼

    ひと夏の命の散華
    2024年9月17日
    今なすべきことは何かを考えさせられるおはなしです。
    蝉を僧形になぞらえ、志半ばで逝った友の命も込めて懸命に念仏を唱える様子は物狂おしく、切なく胸に迫るものがあります。
  • 化けねこ招き

    紀本

    癒しです
    2021年1月30日
    紀本さんの作品を読んでいると、ホッとします。
    付喪神たちの、柔らかい目線や、擬人化していてもやはり物であるが為に、人(生き物)の体感を実感できない、でも感情があるという切なさがさりげなく描かれていてそこがじんわりします。
  • 屋根裏部屋の公爵夫人

    もり/アオイ冬子

    逆境にたってもめげない!
    2020年8月24日
    1巻読み終わったばかりですが、他の方にも是非おすすめしたくてレビューしました。
    主人公のオパールは、遭遇する誤解やそれに伴う困難を、自らの知力と財力それに時には管財人など人を頼ることによって跳ね返し、解決していきます。
    この解決の仕方が……ひとひねりあって、楽しいしスカッとした読後感に繋がってます。
    物語の素地となる知識(西洋の貴族制度や、会計の知識)も、しっかりと足固めされておられると思います。それなのに文章も読みやすく、構成もしっかりしておられるので、飽きることなく読み終えました。おそらくいろんなエピソードが他にもあるのに、相当見直されて文章を削られたのでは。
    2巻目、今から読み始めます。読後が楽しみ‼
  • 親愛なるジーンへ

    吾妻香夜

    とても丁寧に紡がれた物語
    ネタバレ
    2020年7月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 甥っ子が、伯父の古い日記を読むところから物語は始まります。その流れが美しく、その時代、じだいの常識にとらわれていた主人公が解放される様を、見事に表されていて、感じ入るものがありました。
  • 人はなぜ働かなければならないのか

    山田ユギ

    部下、いいキャラしてる。
    2020年7月9日
    表題作の、ドS策略家なくせに純情なところのある部下がイイ!冴えないおっさん上司のついほだされる姿(?)もたまらんです。
    あと、何度も読んでしまうのはcallingという作品。主人公のこう、しっとりとした感情も好きだけど、その姿に惚れてしもうた関西人の彼もイイっ!さりげない気遣いもできるのに、相手が自分の意見に同調しなかったときのすね具合とか、そのあとのハプニングとか、すんごく好きです。
    この本がユギさんファンになるきっかけのひとつでした。前のケータイ壊れてアカウント復活できなかったので、買い直した一冊です。
  • たそがれたかこ

    入江喜和

    うまく行かない人生だけど
    2020年7月9日
    ふっと自分に素直になってしまったり、時には手のつけられない感情に、落ち込んでみたり。人生の折り返し地点にいる一人の女性の惑いをとてもわかりやすく描いた作品。家族のことも、近づきすぎたり離れてみて冷静になれたり、かつての自分を見いだしたりすること、ありますものね。方法さえ間違えなければ自由に生きてもいいんだなって思えました。
  • メシアの鉄槌

    あみだむく

    ある日、日常が破壊され
    ネタバレ
    2020年7月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 愛し子を目前でうしない、義体の誤作動で唯一の人を殺めてしまった主人公。記憶を奪われても、家族を護りたかったという想いが、彼を動かす。ひとと違うことに気がつき、その個性ゆえに周囲から疎まれ、母を亡くした娘。失意の中で放った一言が元でAIが暴走してしまう。少しずつ狂った世界で、記憶とは別の形で覚えている愛ゆえに、それを取り戻そうとするゆえに闘う悲しさが切ない作品です。
  • 星をかぞえること

    内田カヲル

    買って間違いない作品です
    2018年7月29日
    心からカラダまで、大人の恋愛をまるごと描かせたら、右に出るもののない作家さんだと思います。
    今回も、キャラさん達のガチムチのカラダもいいし、ちょっとしたボタンの掛け違いからくるエピソードもいい。新しい作品が出るとつい購入してしまいます。😄
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  • 被写界深度

    苑生

    すれ違いがすてきです
    2018年6月21日
    若さゆえのコントロール不能な恋情と臆病さ、時間をおいて邂逅する二人の心の距離が縮んでいく様がとてもきれいなお話でした。癒された。
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  • ボクの旦那様

    直野儚羅

    落ち込んだときの直野様!
    ネタバレ
    2018年3月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の素直さ、過ぎるほどの謙虚さに惹かれっぱなしです。そんな主人公を暖かく見守る旦那様も……。エロシーンのエロ度数も高め安定(偉そうに言っちゃうと)、満足の一冊です(*´∇`*)
  • この地獄を生きるのだ うつ病、生活保護。死ねなかった私が「再生」するまで。

    小林エリコ

    気がついたら読みきってた
    2018年1月25日
    あなたは暗い深い穴に落ちたことがあっただろうか。そこから抜け出たことは?
    いっぺんにはいかない。一筋縄では行かない。
    それでも、一歩いっぽ出来ることをやっていったら、ちゃんと地面に出られた。
    この本はそんなお話です。
    人生、休みは必要。だけど、なりたい自分があるのなら、踏みにじられた理不尽があるのなら、小さい声ででも出して少しでも、自分の自尊心を掴み直さなきゃ、って思いました。
  • アンタイトル

    紀本

    何度も読み返してしまう作家さんです
    2017年2月11日
    寄せては返す波に心を洗われるような読後感。カテゴリはBLですが、そういった枠を超えて、是非読んでいただきたい漫画家さんです。
    この作品後、しばらく作品のアップがなかったので、すごく心配してましたが、半年ほど前に新しい作品が出てらっしゃったので、ホッとしました。
  • 耳鳴りとめまいと悪寒について【SS付き電子限定版】

    湖水きよ

    切ない!切のうございますが…
    2016年11月7日
    人を求める気持ちを裏切られ、諦めていても、誰かを探してしまう切なさが゚+.゚(*´∀`)b゚+.゚男性の独特の感性での恋愛を描いていると思います。繋がりたいと思っていても、どこかで線を引いている。それでいて、かけがえがない…。二人とも血縁に恵まれていないという共通点があるので、そこの部分もあっての“引き”なのかもしれませんが…。このキャラクター達の、生き方の不器用さ、好きです。
  • 恋愛年齢

    直野儚羅

    おもしろい!
    2016年5月21日
    年上受けのお話です。
    以前別サイトで、1巻購入したときは、ピンと来なかったんですが、別の作品(彼方者の困惑)で直野儚羅さんのファンになり、読み直してみました。楽しかった♡この方の作品、どこか明るい所があって、読後感がすごく好きです。あ、あと、筋肉の書き方とかもw(そこ?
  • 夜が明けても

    まさお三月

    恋っていいな、と思わせるお話です
    2016年3月13日
    以前付き合っていた恋人の事が忘れられない男と、
    無邪気で面倒見がいいけれど、どことなく気持ちを近づけるのをためらう男の、不器用で柔らかい恋のはなしです。
    まさお三月の作品はこれと、「もとめてやまない」しか拝読してないのですが、共通して、ちょっとしたエピソードとか、会話の流れとかの描きかたが、とてもあたたかい。モブにすら愛情を感じます。
    この作品に関しては、きちんと性表現がありますが、それ抜きにしても読ませる作家さんです。
    巻末のおまけ漫画だけでも、価値がある。
    恋に落ちるまでの経緯を楽しみたい人には、おすすめの作家さんかも。
  • テンカウント

    宝井理人

    あたたかい気持ちになる。
    2016年1月24日
    作品全体に、やさしさを感じます。
    あ、もちろん激しいシーンとか、トラブルは起こるんですよ?
    ただ…最後まで人間関係が切れないと言うか…。
    何があっても、一時的に離れても、また出会うと言うか…。そこの描きかたが、うまいと思います。

    現実の話をすると、私、性格が結構ドライなんですよ。だから、もし、この話と同じ状況になったとして、どのキャラクターの役割を
    担ったとしても多分、さくっと関係を絶つだろうなって。
    でも、それじゃ人として寂しい。でも、現実はそういうものなんです。
    この作品で、その、優しい部分を補填してるのかも知れないなぁ。
  • ぼくと美しき弁護士の冒険

    なるしまゆり

    気にしない事は思い通りになるのと全然違う
    2016年1月7日
    このレビュータイトルだと何の事やら分かりませんねそうですね?
    うん、灯や、械堂には、なれないし、なったとしても、なりたくない。
    櫻井にはなりたい、是非!!
    もっと分かりませんね?ほぼ独り言に近いよ大丈夫か私?
    この世の中を生き抜くときに、一番強い武器になるものは、絶対的な自分への信頼と、他者の意志(特に悪意)に対して適度に鈍感でいられる神経を持つってことかしら?櫻井氏にはもそっと活躍してほしかったわ!!
  • デビルズライン

    花田陵

    種族違い恋の切なさ
    ネタバレ
    2015年11月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 一巻配信が、無料の期間中に購読し、出ていた巻をすべて、買っちゃいました。→配信元のいいカモw。
    ホラーとかSFに分類される本ですが、
    人と人、人と鬼との関係性を描いている所に惹かれたのかも。
    そのなかでも、李ハンス。
    この人だけ この物語のなかで、とても理性的なキャラクターで、なんでしょう…とても理想的な父性のようなものを感じました。
    キャラクターの設定年齢は、20代前後の若い設定なんですけれどね…。

    新刊出たら、我慢できないです。
    即買いするかも。
  • 女装上司の啼かせ方【分冊版】

    成瀬一草

    サクッとまとまってます♪
    2014年9月15日
    女装が趣味のクールな上司に、直情的なんだけど空気を読む部下…。ストレスなくさらっと読めて、読後感も爽やかでした。ただ、それだけに、作者さんの本来じっくり書き込みたいところを省いて、あらすじを書きました、って感じは否めない(漫画描けない素人が偉そうに済まぬです)。
    この方の漫画、これがはじめてなんですが、暫く作品チェックしちゃうかもです。
    さらっとした作風だけに、気になっちゃう。
  • 最後のドアを閉めろ!

    山田ユギ

    かけがえのない相手を愛す、ということ
    2013年12月8日
    以前、別サイトで山田ユギさんの作品を結構購入していたのですが、この作品はまだ買ってませんでした。
    もっと早く買っとけば良かったです。

    同性同士の恋愛のウェットな部分、世間体とか子供を残せないとかいう事に逡巡しながらも、お互い相手を求めるー山田先生のBL・ML作品に通底するテーマに惹かれて、少しずつ他の作品も再購入している最中です。
    ためらいながら、相手を求める気持ちを描いた素敵な作品だと思います。
    姉妹作の「空いているドアから失礼します」も素敵です。こちらを読んで思ったのは、丁寧に取材をされているのでは?ということでした。
    これも、作品全般に言えることではないかと思います。
    時々直筆の台詞が個人的には結構好きで、たまに活字体になっていると、ガッカリしたりします。
    いま、闘病中との事なので、一刻も早い御全快を心待ちに致しております。
    もっと、もっと、読みたい漫画家さんです。
  • 地下鉄の犬

    草間さかえ

    気が付くと道に迷っている感じ。
    2013年12月5日
    草間さかえさんの作品を読むの、この作品で3冊目です。
    前2作品を読んだ時も感じた、なにか迷路でさ迷っているような世界観に惹かれました。
    独特の太い線で縁取られたキャラクター達の、それでいてどこか曖昧な存在感も好きです。
    その曖昧模糊とした存在感と裏腹のキャラの台詞のするどさに、どぎまぎします。
    背景画も、定規を使っていない、柔らかな直線で温もりを感じます。
    出来たら、紙でコマ割りを楽しみながら読んでみたいなぁ。DL期限切れしたら、紙媒体の方、買おうかな…。