しょう先生のエッチなひみつ【単行本版(電子限定おまけ付)】
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しょう先生のエッチなひみつ【単行本版(電子限定おまけ付)】

野田のんだ

表紙とタイトルに良い意味で裏切られます

ネタバレ
2020年7月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1話試し読み無料の際気になっていた作品で、セールになっていたため購入。
表紙とタイトルにいい意味で裏切られる作品です。
冒頭の印象はエロ全面に打ち出した作品かと思われましたが、受けの葛藤がメインです。
過去の経験からノンケと付き合うことにひどく抵抗のある受け。
回想に何度か、実際に何話目かにその男が登場するのですが、見事に最低です。
こんな男なら、そりゃノンケ全員を拒否したくなる気持ちになるのも分かります。
攻めとの出会い&その後の脅しの流れもあって(受けのあずかり知らぬところで攻めのゲスい考えが披露されるのでなるほどな展開ですが)、余計に受けが頑なに。。。
その後反省したのか攻めは終始優しく紳士的で受けのことを大切に思ってくれますが、ウイッグを被らずに攻めと会う勇気が出ない受けのトラウマは相当です。
が、色々ありつつラストは思いの外あっさり目(でもエロいし可愛いです)。
不要なエピソードとかも無かったので、1冊に纏めるなら仕方ないかもですが、もう少しラブラブな様子が見たかったです。
受けがちょこっと涙目になるシーンがめちゃくちゃ可愛かったので、もう少し泣かせていただきたい(笑)
おまけ?は保育園の子どもたちの13年後のお話。
まさかのガッツリエロエロ関係に!!!
メインの攻めと受けの様子も垣間見れたので嬉しかったのですが、やはりメイン2人の話が読みたかったかな。
それでも全体的にはとても満足。買って良かった作品です。
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