いとこのお兄さんと、ぼく
」のレビュー

いとこのお兄さんと、ぼく

中井

痛々しい

ネタバレ
2020年7月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵がきれい。一読した感想はピュアなかわいいふたりに萌える、だったが、何回か読むと違和感が生じ、冷静に見るとコーイチくんがクズに思えて萌えなくなった。ヒロへの行為にコーイチくんの葛藤があれば良作だったのに残念。いとこのお兄さんのコーイチくんはかっこいいけど遊び人。ぼくである、ヒロくんはかわいくてピュアないいコ。青い2人の性衝動が激しかった。ぼくをオモチャにしないで、というヒロのセリフに尽きる。初めてのシーンはかなりしっかり描かれており、萌えより痛々しさの方が勝った。好きだったら自分の欲望の赴くままに未熟ないとこに何してもいいのかな?結局することは同じなんだけど、もう少しマイルドな表現にしてくれたらこれほどの違和感はなかったかもしれない。小さかった時はかわいいふたりだった。ヒロは小さい頃を思い出して憧れだったコーイチくんとの初めてに感激してたけど、コーイチくんはヒロじゃなくても、自分の思い通りになる年下のウブなコだったら誰でもよかったような気がする。しかもバイだし。ヒロはコーイチくんに泣かされるだろうな。3.4
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