このレビューはネタバレを含みます▼
魔女と呪いをうけた王太子。
二人のやりとりがいいです。
1~3巻は、オスカーのしつこいくどきで、陥落するティナーシャ。
結構、バトルも多いのですが、3巻のラストで、まさかの時間まきもどしにあってしまいます。ティナーシャが苦しむのをほっとけないオスカーは、過去を改変してしまい終了。
4~6巻は、ティナーシャの国が滅びず、自分のことを知らない未来のオスカーとやり直し。
こちらは、ティナーシャがオスカーをくどきおとす。
なぜ、オスカーは呪いをうけたのか、沈黙の魔女とオスカーの関係。
亡くなったオスカーの母親に、エルテリアの力と、どの時間軸も見守る人間がいて、1~3巻ではわからなかったことが回収されます。そして、また二人はあるべき世界に。
いろんなオスカーがみれはするのですが、やはり、私ははじめのオスカーの性格と、どこまでもティナーシャを欲していて、ひたむきな感じが好きです。
7巻からは、世界にとびちったエルテリアの破片を破壊する役目を二人が負うのですが、
そこでの二人の世界と、時間が経過した国や子供たちなどもちらほら。
国を背負ってない二人の自由さが好きです。