このレビューはネタバレを含みます▼
異世界ものは嫌いではないが、他の有能な王族が「すごい」という陳腐な褒め言葉を主人公に繰り返すところに言いがたい違和感を感じてしまった。作者は台湾の方なので上手い日本語表現が出来なかったのか、はたまた「さすごしゅ」的な表現をしたかっただけなのか。バカなギャルじゃあるまいし一気に場が稚拙な雰囲気になりもったいなく思う。ただでさえ主人公が転生したからと、他のバックボーンや全くの努力なしでただの元村人が何でも完璧な事に苦笑しかないがまぁそういうお話だし仕方が無いか。オオカミのお腹を切ったら無事に生きてるあかずきん的に理解を示すしかない。そういうところを飲み込めればまぁ楽しめる。