文字数を超えた密度でドラマチックな旅を





2020年8月5日
これはもう伝記です。
レーベルの特徴からして内容は短編であると理解した上で買いましたが、内容が特濃で素晴らしい。
この著者の味が出汁が、舌が痺れるほどに出ていてたいへんよろしい。
基本的には現状に多少の不満を抱えつつも、持っている幸福を大切に慈しんで生きているヒロインが、ある時を境にジェットコースター(しかも立って乗るような)なみのドラマに事件に巻き込まれ、その渦中で踏ん張って前を向き、力強く前進するのが素晴らしい。
応援するというより、前のめりで観入ってしまいました。
短編ならではの展開の早さを、軽妙なヒーローの人物像がうまく魅力に繋げていたように思います。強引だけど頼りになる男、よし。
イラストは表紙のみですが、そんなことはどうでもよろしい。全力でおすすめいたします。
レーベルの特徴からして内容は短編であると理解した上で買いましたが、内容が特濃で素晴らしい。
この著者の味が出汁が、舌が痺れるほどに出ていてたいへんよろしい。
基本的には現状に多少の不満を抱えつつも、持っている幸福を大切に慈しんで生きているヒロインが、ある時を境にジェットコースター(しかも立って乗るような)なみのドラマに事件に巻き込まれ、その渦中で踏ん張って前を向き、力強く前進するのが素晴らしい。
応援するというより、前のめりで観入ってしまいました。
短編ならではの展開の早さを、軽妙なヒーローの人物像がうまく魅力に繋げていたように思います。強引だけど頼りになる男、よし。
イラストは表紙のみですが、そんなことはどうでもよろしい。全力でおすすめいたします。

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