このレビューはネタバレを含みます▼
最終巻を購入し、満を持して全巻一気に読破(笑)。大正処女の夕月&珠彦と違い、初めは ほんわかラブラブから始まり、別離、志磨の羅刹、再会、逃亡、心中、出直し、結核、結婚、戦争による別離、死別、絶望からの再会!、完治、長年の夢の実現。怒涛の人生を歩む常世と仁太郎。昭和を語る時に避けて通ることが出来ない戦争によって永遠の別れを告げられた…と思い号泣。その後のまさかの復員…。絶望からの歓喜。ラストがハッピーエンドで良かった。心からそう思います。大好きな本が また一冊増えました。