イラストは好みでない。





2020年8月11日
主要な登場人物は3人ですが、なかなかどうしてしっかりした構成で読み応えがありました。不幸体質が身についた雅則が失踪した恋人の借金のカタに拉致されたのはヤクザ相手に金貸しをしている団体でその代表の宇喜多と右腕の高原に自らの本質を突きつけられ暴かれながらも自分の中にある業を見つめ、初めて自らを求められる行為に戸惑いながら自分自身を認めていきます。主人公の雅則にはあきれてため息をつきそうになる箇所がありましたが高原のキャラクターがそれを補い、宇喜多が絶妙に締めてくれるので面白かったですよ。

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豆太 さん
(女性/50代) 総レビュー数:44件