黄昏小説家
」のレビュー

黄昏小説家

吉池マスコ

すごくまっとうで読み応えあり。

2020年8月13日
可愛い飄々としたタッチの絵柄なのに、地に足のついた物語。ひとりの小説家が、長い間支えてくれた担当兼恋人と別れ、ゆっくり自分の仕事と向き合っていくお話。どれだけ元彼と愛し合ってたか、しっかり描かれてて、切ないのなんの。キュンキュンします! 彼の周りの人達も魅力的。騒がしいけど同じく恋人と別れたばかりのバイト君とのやりとりも可愛いです。食えない編集長が、大人でしっかり仕事してていいです。ほんと読んでよかった。もっと読みたいです。
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