お望みのままに
」のレビュー

お望みのままに

円屋榎英

執事モノ

2009年12月2日
表題作は執事の日高サンと高校生の要のストーリーです 日高サンは仕事に決して私情を挟まない完璧な執事なので最初は隙がなくて掴みどころがない感じなんだけど、要の親戚が要に手を出しかけてるのを見てからは怒って私情出しまくりの、敬語なんてどこへやら状態であららドキドキって感じでした両親のいない要が日高サンの要を大事に思う気持ちに、だんだんと心を開いていく過程が心暖まる感じで良かったです
「三人目の…」は、作詞家の加賀見と高校生の雪仁との、年の差幼なじみ同士のCPになるまでのストーリーです 他の人にはあまり興味を持たない冷たい加賀見が、雪仁にだけは保護者であったりヤキモチを妬いたり、メロメロな感じがイイ作曲家の大野が意外に雪仁に本気で惚れてしまったりで、甘い三角関係ラブでした
「イミテーション…」は、同級生同士のラブストーリー弘明は彼女と早く進展したいからと、ヤキモキ妬かせるために偽の恋人になってくれと雄介に頼みます。弘明を密かに好きな雄介は複雑な気持ちで引き受けることに。でも弘明の本当の目的は…? どのストーリーも独特な甘~い雰囲気があって、胸がキュッと軽く締めつけられる感じが止められないというか… とにかく全話イイのでオススメします
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!