僕に花のメランコリー
」のレビュー

僕に花のメランコリー

小森みっこ

弓弦と花

ネタバレ
2020年9月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼い頃、東京から祖母の家へ帰省した時に遊んでいた弓弦と花。弓弦の母の死、花の海外への引っ越しにより、バラバラになったが、高校2年の春に弓弦が花の学校へ転入。そこから、卒業までの2人を取り巻くストーリー。
弓弦の友達の嵐から、ウザかわいいと言われる丁寧語な語り口で、女子力高く、5歳の弟の面倒をみる花。父を恨み、憎しみ、義母から実母や自分に向けられる言葉に苦しみ、ケンカばかりしていた弓弦。
そんな弓弦は早く自立をしたいと考えており、嵐の両親のマンションで一人暮らししながら、バイトで生計を立てて、勉強も優秀だが出席日数は危うい状況。
花と過ごすうちに、少しずつ変化していく様子がとてもいいなと思いました。
読後、しばらくはこの物語から離れられなくなりました。無料では何度も読んでいて、完結したので、途中から一気に購入。別コミックに収録されてる、番外編も読みました。
全体的にに重い雰囲気漂う感じもあるけれど、キャラクターの性格や生い立ちなどが絡み合うとそうなるのか…トラブル巻きこまれ体質なのか笑
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