蜜縛~絶対君主の甘い指先~
」のレビュー

蜜縛~絶対君主の甘い指先~

夜織もか/池上紗京

コミックからこちらへ

ネタバレ
2020年9月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 468ページでした。高橋依摘さんのコミックを読んで、原作も読んでみたくなり購入しましたが…。コミックのあとがきに、原作と比べかなりアレンジした事をほのめかされていましたが、ホント、かなり違う感じです。はっきり言って、この原作はヒーローの心情がよくわからない上に辛気臭い!!
なるほど、だから先のレビューの評価が低いはずです。
コミック版で大幅に内容を変えた高橋依摘さんは英断ですね。あちらは良かったです。
薄幸の美少女モノが好きな私には、好みのあらすじだったのに、最初から最後までが「ヒロインの苦悶と、口数少ないヒーローのヒロインいじめ」を読んでるようでした。
ページ数も多く、冒頭シーンのヒーローがヒロインをかっさらう所なんてすごく格好良かったし、見せ場は色々あるはずなのに…ホントもったいない。せめてコミック版のように、実はヒーローはヒロインをすごく好きなんだけど口下手で残念!という感じが書かれていたら理解できましたが。この原作はヒロインへの愛を全く感じられずそんなエピソードも一切ナシ。厄介者を預かったって感じ?
☆1ほど悪くないんだけど、辛口評価になってしまいました。ごめんなさい。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!