懐かしくて…





2020年9月12日
連載当時に読んでいました。此の時には私自身が幼くて、フィギュアの世界に憧れを抱いたものです。今やフィギアスケートは4回転を何種類跳べるか、ジャンプの完成度、前後の技や流れまでを含めてみられる競技になっています。まさにジャンプ新時代。技術面だけでなく演技構成力にも力を入れている選手が表彰台を飾ります。漫画では冒頭の亜季実が跳んだ3回転の成功が大きなこととして描かれていたり、ペアのライバルがソビエトの選手たち(今は無きソビエト連邦…)であったりと時の流れを感じます。若い頃は大人の世界として読みましたが、今読み返すと亜季実は17歳?高校生から2~3年間(19か20歳くらいかなぁ)の物語。黒川と出会ってからの精神的な成長が凄くて、此はいまどきの20歳では無いのでは…と思います(焦)。私の歳になっても、愛する人に頼らずに精神的に自立することは難しいのに。さまざまな人たちと出会い涙し、成長するヒロインの姿がまぶしいです。

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ちいちゃん さん
(女性/50代) 総レビュー数:1件