このレビューはネタバレを含みます▼
杏はもちろん周りの人の性格もかなりリアリティーがあるなぁと思いました。杏は悪女ではないけど同性からしたら、あ〜いるよねこういう人の代表格のような子で…笑 だけど彼女がそう思う気持ちや性格も全く理解できない訳ではなくて…。でも杏は最後迷惑をかけたことの謝罪が出来たり偏見を持っていたものを受け入れ自然と同僚に歩み寄ろうとする所から根っからの悪い人ではなくて色んな環境が彼女をそうさせてしまっていて、最後は自分自身でその殻を破れたんだろうなと思いほっとしました。彼女が改心するまでの心理描写や物語の進み方が非常に繊細だと感じる作品です。個人的には杏よりもなぁなぁで8年も過ごした彼氏側がそのまま幸せになってしまうのが許せないですがそういう男がいることもまたリアリティがある笑 他の方も仰ってますが、是非最後まで見てほしい作品ですね