一番ハマった小説。





2020年9月20日
とある事情で故国を追放されたフェンとその先で出会う人たちとの旅の記録。フェンの心境の変化が一番の見どころです。偽王伝では行き着いた国とその周辺諸国の戦いを、真勇伝ではフェンの出生や故国の事情などを解いていく様子を描いています。ついでに偽王伝というのがどういう意味かは「風牙天明」を読むと分かります。登場する一人一人がとても丁寧に書かれているので、中心人物ではなくても感情移入ができます。伏線も上手に張ってあって、何度か読み返してようやく回収できた箇所もありました。ファンタジー好きには是非手に取っていただきたいシリーズです😁

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尿酸値 さん
(女性/40代) 総レビュー数:35件