氷の令嬢の溶かし方
」のレビュー

氷の令嬢の溶かし方

高峰翔/加川壱互

タイトルは魅力的

ネタバレ
2020年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ お話は奥手だけど世話好きな男の子(実はハンサム)と万能美少女がお隣さん同士でだんだん仲良くなる、と、「隣の天使様に~」の世話好き役を男女逆にしただけ。そっくり過ぎて、あっちを読んでいたら、こっちは読まなくても良いまである。
タイトルの付け方はこっちの方が素敵だけど、文章やシチュエーションは、先に向こうを読んでいたら、新鮮味を感じにくいね。
おいちゃんはこういうの好きだから、両方いけるし、2巻から先でオリジナリティを味わわせてくれたら2倍嬉しいから、1巻今のところ星3つ。
2巻読了につき、追記します。
2巻からはもうヒロインに氷とか冷たいとかのイメージさえなく、だだ甘、両片想いのフレームに乗って、尊いような、切ないような描写にじれじれできます。通学路のヒロインのセリフ、えがったなぁ・・・。
けど・・・、この作品、このヒロインじゃなきゃ!っていうのが生かしきれてないような気がする。
途中でヒロイン視点も出しちゃったし、これ使っちゃうと、読者イコール主人公感が下がっちゃうから、使うんだったらもっと引っ張って、カタルシスを感じさせて欲しかったかな。あくまでおっちゃんの感想ですがね。
超越者視点っていうところから悶えさせてもらうか、両想いを成就させてからの、練乳+砂糖コーティングを期待して、星3つ維持で!
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