パーフェクトプロポーズ
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パーフェクトプロポーズ

鶴亀まよ

好きなところとしんどいところと半々

2020年10月1日
作画もストーリーも過去作からさらに力をつけていらっしゃって丁寧なお話のつくりです。この作家さんの会話のテンポや間の取り方が好きです。
ですが社畜描写部分を読んで疲れて、気持ちが重たくなってしまいました。作中のキャラクター達は救済に向かいますし、読後感も良いのです。どうにも噛み合わない2人の生活リズムがほっこりしたり切なかったり、シリアスな中に若干のコミカル要素もあって鶴亀先生の作品だなと感じます。人物像の掘り下げ、人間を描くのがお上手だなあと。周囲の人々やメインの2人の会話から、描かれている部分以外のさまざまなものを想像させてくれます。
ただ単に相性の問題だと思うんですが、今作ではしっかり萌える、楽しむ、ができませんでした。お仕事パートの描写がしっかりしてるからこそですね。ともあれ今回は合わなかっただけなので、次回もとても楽しみです!
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