黎明のアルカナ
」のレビュー

黎明のアルカナ

藤間麗

全て読み終わりました

ネタバレ
2020年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんは、最初からこの物語の完結を見据えて描いてたようですが、とても悲しい痛い辛い孤独のロキの物語だったと思います。
愛してる気持ちを、ただ押し殺し、予知出来るアルカナで見続け、ただただ、ナカバの幸せを願って生き続けたロキ。
寂しかった、孤独だった、けれど幸せだと思って生きたのだろうか。
ロキの孤独を、涙なしでは読めなかったです。
この物語の主人公は、ナカバの幸せを思い、孤独と戦い続け死んでいったロキの物語でした。
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