攻めがマジ電波なアホエロホラーギャグ





2020年10月15日
一般的なBL小説の帯や紹介文によく「変態攻め」ってありますが、大体たいしたことないものが多いです。「変態」って言葉の意味わかってんのか?と言いたくなるような。ただ、この作者さんのキャラクターは本物の変態なので好きです。変態って銘打てるのは、読者がドン引きしてこそだと思うので‥。その意味では期待を裏切らない作品です。正直、心理描写が雑で話の展開も強引だなと思うのですが、キャラがぶっ飛んでいるので続きが気になって読んでしまいます。倫理観のない、えげつない展開を楽しめるかどうかで好みが分かれると思います。この作品は、ラブを楽しむ女性向けBL小説というより、男性向け性表現何でもありアホエロ男同士小説といったほうがすんなりきます。私は好きでしたが、王道BLが好きな女性読者は読むのがキツイと思います。

いいねしたユーザ4人