このレビューはネタバレを含みます▼
中世ものですが、主人公・リュトの言葉使いは軽くて蓮っ葉。嫌いな人はいやかも、ですが自分は楽しめました。自分が望む才能には恵まれなくて、欲しくもない方面の才能があるという、似た二人。お互いに足りないところを補い合って成長するのですが努力も続けるのが良かったです。リュト、軽薄そうに見えて根は真面目ですね。お年寄りにも優しくて家事も手伝ういい子!ブタ栗鼠も、うひゃ~と叫びたくなるくらい可愛いかった。北沢きょうさん天才では!部屋の内装やカラーページの色使いも素晴らしく美しくて、電子でもイラスト付きなのが感謝!です。何度も読み返して楽しみたい作品です。