たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語
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たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語

サトウとシオ/臥待始/和狸ナオ

6巻まで読みましたが

2020年10月16日
人の恥やちょっとした不幸をギャグとして扱っている場面や、明らかに困っている人がいるのにまるで見えていないみたいに微笑ましいシーンのようにしてしまっている場面が多々あり、読んでいて辛いです。共感性が低く、他人に対して心を痛めない人でなければ普通に読むのは難しいと思います。それでもやはりどこか優れている部分があるのでつい読み進めてしまいますが、楽しんでいるのと同時に、それと同等かそれ以上の傷を負いながらになります(笑) 辛いですが致命的というほどではないので、この傷をも何かに活かしたいという強い創作魂がある人にはいいのかもしれません……。
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