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今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


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コミカルなデフォルメ×エロで読みやすい2024年1月4日不本意えっちが多めとは思えないほど悲惨さがなく、暗くならず、軽く明るく楽しく読めるコミカルさがあります。デフォルメとエロの組み合わせが好きな人には特におすすめです。
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絵は綺麗ですが、物語としては……2022年8月22日絵は綺麗な感じなのですが、無理に1巻に収めようとしたのか、それとも何か別の理由があるのか、話の中身があまり感じられない内容になっていました(リアリティ、わかりやすさ、話の繋がりなどを全て犠牲にして、描きたいシーンと関係性だけを無理やり詰め込んだかのような……)。絵を楽しみたい人にはいいかもしれませんが、物語を楽しみたい人には圧倒的に不向きだと感じました。
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不気味で不思議な雰囲気漫画2022年7月18日雰囲気全特化な漫画でした。「よくわからないけど、なんかいい……!」が好きな方にはお勧めかもしれません。また、スパイス程度の怖い話要素があるので、そういうものが好きだとより楽しめるかと思います。
ただ1つ注意点として、グロいというよりはやや気持ち悪い程度なので多くの方は大丈夫かとは思いますが、本当の本当にグロ耐性が0という方には少しキツい描写があるかもしれません。いいね
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良くも悪くもビールの情報にあふれています2022年5月23日たくさんのビールの情報を細かく知ることができるのが魅力の漫画ですが、それゆえの欠点というか、情報をいっぺんに詰め込まれている感が強く、「ちょっとお酒について知ってみたいなあ」と気軽に思っていた程度の私では、テスト前や受験期間の詰め込み勉強の時のような抵抗感が湧いてきてしまって、楽しく覚えていくということはできませんでした。もっと真剣に学びたい人向けなんでしょうかね。ストーリーとイラストが付いているという点を除けば、教科書を読むような感じに近い気がします。話よりもまず情報が先にあるという感じです。
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少女漫画と少年漫画が合わさって読みやすい2022年5月11日「少女漫画は絵が綺麗で癒やされるけど、なんだか閉塞感があるし、恋愛要素が濃すぎてあまり馴染めない」「少年漫画は自由があるけど、絵柄のクセが強いし、バトル描写の迫力がありすぎて馴染めない」……。そんな自分にピッタリの、とっても読みやすいバランスの作品でした。
イケメンはいるけどイチャラブはしないとか、主人公が自由人だけど変人ではない(個人的所感)とか、敷地内にこもることなくそれなりの距離を旅するとか、そういうところがとても好きです。いいね
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本当に夜のように心地いい2022年5月10日照らすのではなく、そっと覆ってくれる。
ひっぱり上げるのではなく、ふわりとたゆたわせてくれる。
そんな、心を少し開放して休ませてくれるような作品です。私は不眠症になったことはないけれど、これを読んだ後は、なんだかいつもよりも心地よく眠れそうです。
この「少し」とか「なんだか」となるようなラインにとどまっているのが、また気楽でいいんですよね。「ものすごく」とか「とっても」とかだったら、きっと、すごいけれどすごすぎて、またなんとなく読み返そうかなあと気軽に思えるような本にはなっていなかっただろうと思います。けれど、この本はまるで、細かくてわずらわしいことをいちいち気にすることなく、「行きたいかも」という気持ちひとつでふらっと寄れるしずかな夜の街のようなのです。
昔ほどではないとはいえ、まだ「説教」「はげまし」「勇気」「希望」「自らを苦しめる一時的な努力」などのパワーが強すぎて逆に消耗してしまう要素を多分に含む物語が多いこの時代、ただ心地よい安息を提供してくれる(しかも、正解のように示したり受けとるべきもののように差し出したりすることなく、ただそこに置いておいてくれるだけ)というのはとても貴重でありがたいと思いました。 -
内容は面白く、3巻までの絵も素敵ですが…2022年4月20日とにかく絵が綺麗であることを重視する派なので、4巻目での絵の変わりようがとても気になってしまいました。(なので☆−1)
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ダークで憂鬱な雰囲気にひたれます2021年10月24日目が疲れないような程よい暗さでありながら、繊細で美しい表紙に惹かれ、試し読み、購入しました。「鬱くしい」という言葉が似合いそうな作品ですね。眩しいところがないのが非常に落ち着きます。画面にあしらわれた花も、主人公のドレスのデザインも、ダークな感じがしてとっても素敵です。こんなにも好みなデザインの漫画はもしかしたら初めてかもしれません。
内容のおおよそのイメージは、乙女ゲームでいうと、ヒロインを害する悪役令嬢や、攻略キャラクターの人格形成に悪影響を及ぼした母親のような、外側から見ればとても横暴だけれど、実際はとても不憫な女性の主観視点での物語といった感じでしょうか。こういう話をファンディスクなどではなく、本編として始めから余すことなく見られるのはとても嬉しいです。なかなかない素敵な作品ですので、これからも楽しみにしています。 -
悪役令嬢、94回目の転生はヒロインらしい。 ~キャラギルドの派遣スタッフは転生がお仕事です!~
良くも悪くも新鮮、そしてギャグ。2021年10月24日まず、雰囲気を断ち切るようなギャグがちょこちょこ入ってくる話が苦手な方には非推奨です。そして、転生ものや令嬢ものに共通した空気感がほとんどなく、まるで全く別ジャンルの話を読んでいるような不思議さがあります。転生ものや令嬢もの独特の感じが好きな方にはあまり楽しくないかと思いますが、プライドの高い女性主人公が奮闘するような現代ものの話に慣れている方が他ジャンルに触れる入り口としては恐らく馴染みやすく、その場合には良いのではないかと思います。いいね
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イラストと雰囲気を重視する人向け2021年9月7日作り込まれた謎を次々と解いていくような現実味のない話は世の中にありふれていますが、この話は、実際に事件に当たってみればそんなことばかりではない、何てことのないつまらない事実やあっさりとした真相に当たることもある、という非常に斬新な話でした。また、そこにある謎をただ「解く」のではなく、自分の考えた答えを「与える」というのも新鮮で良かったです。
イラストや雰囲気は味わいたいものの、謎解きや解釈が必要になってくると頭が追いつかなくて面白くない、考えるのではなくただ思考停止で綺麗なものを眺めていたいんだ、という自分には合っていてよかったです。逆に、複雑に作り込まれたものや、自分自身で考えることが好きなタイプの人とは相性が悪いでしょう。
ほのめかされるだけで回収されずに終わってしまった要素が結構あるので、いつかまた別の機会にでも、改めてそこが知れたらいいなと思います。いいね
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イラストは可愛いですが……2021年5月22日感情ではなく理論に重きを置く人向けの作品です。心で感じ取るものを優先するタイプの方だと傷つくと思いますので、そういうタイプの方は読まないことを強くお勧めします。
また、作者の主張をそのまま言わされている感の強いキャラがちらほらと出てきます。作者の思想や不満を吐露、発散する人形を喋らせるためだけの世界のような作り物感が強く、設定や場面に基づく重みがほとんど感じられません。生物や暮らしについてはかなりリアルな描写が盛り込まれているものの(そこがこだわりであり売りのようですね)、キャラ同士のやり取りや感情の面でかなり薄っぺらく感じてしまいます。
それでも一応、主張に全面的に同意できる方であれば楽しめるかなとは思います。 -
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たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語
6巻まで読みましたが2020年10月16日人の恥やちょっとした不幸をギャグとして扱っている場面や、明らかに困っている人がいるのにまるで見えていないみたいに微笑ましいシーンのようにしてしまっている場面が多々あり、読んでいて辛いです。共感性が低く、他人に対して心を痛めない人でなければ普通に読むのは難しいと思います。それでもやはりどこか優れている部分があるのでつい読み進めてしまいますが、楽しんでいるのと同時に、それと同等かそれ以上の傷を負いながらになります(笑) 辛いですが致命的というほどではないので、この傷をも何かに活かしたいという強い創作魂がある人にはいいのかもしれません……。 -
展開があまりにも急ぎすぎで……2019年12月8日キャラや設定自体は全て好きだったのですが、ただただ展開が早すぎました。大きな山や谷も1つ2つくらいしかなく、あまりにも展開をすっ飛ばしすぎで、感情移入をして一緒に色々味わっていって段々と好きになっていくような隙が全くなく、なんだかよくわからないまま、悪い意味で突風のように終わってしまいました。
こんなにも読者を惹きつけることを切り捨てて仕上げなければいけないような、余程の事情があったのでしょうか……? あんなにすっ飛ばしたりせず、せめてそこそこ丁寧に展開を描いてくれていれば、普通に大好きな漫画のうちの一つになっていたものだったと思うので非常に残念です。
でもキャラがかわいいのはかわいいので、もし気になるキャラがいるのであれば、その子を眺めるために思い切って買ってしまうのもありかもしれません。一応性格や過去も簡単に知ることができますし、眺めるでもまあ楽しいことは楽しいです。作品ごと好きになって心に残るものにできないのは残念ですが。