作為的なほのぼの





2020年10月22日
私も燻製をやるのでわかりますが、これだけの頻度(週2以上?)でやられたら近所に住む方はさぞ匂いが気になるでしょうね。公園で燻製する描写や燻製したまま外に出る描写もあって、燻製を指南する漫画としては向いてないかな…という感じです。燻製は割とデメリットもある趣味なので、そこを描かないで美味しい+素晴らしいだけなのは片手落ちのような。
漫画としては、なんとなくの同棲、正職でない年下彼氏、口うるさい年上彼女、おそらく二人ともそこそこ薄給…と今時のカップルなのは分かりますが、その分浮き雲っぽいというか、地に足のつかない雰囲気が漂っています。名前の通り「いぶり」と「暮らし」の両方を取り扱っているのは分かりますが、話の節々に生活の不安定さが出てくるので、落ち着いて読めません。燻製してる二人の背中に向かって「そんなことより話し合わないといけないことがあるのでは…」と言いたくなります。もう少しいぶりか暮らしかどちらかに比重を寄せないと、どちらにも集中できずじまいだと思いました。料理系のほのぼの漫画って土台がしっかりしていてこそだと思うので、この二人だと無理にほのぼのにさせています感がすごいです。同じ構図や同じ配置で台詞だけ流れさせる…というのも意図的にやっているのでしょうが、乱用しすぎていて不自然に見える要因ですね。普段はあまりやらないからこそここぞのときに際立つコマ割りだと思います。他の方もいう通り、手抜きっぽさも感じます。
漫画としては、なんとなくの同棲、正職でない年下彼氏、口うるさい年上彼女、おそらく二人ともそこそこ薄給…と今時のカップルなのは分かりますが、その分浮き雲っぽいというか、地に足のつかない雰囲気が漂っています。名前の通り「いぶり」と「暮らし」の両方を取り扱っているのは分かりますが、話の節々に生活の不安定さが出てくるので、落ち着いて読めません。燻製してる二人の背中に向かって「そんなことより話し合わないといけないことがあるのでは…」と言いたくなります。もう少しいぶりか暮らしかどちらかに比重を寄せないと、どちらにも集中できずじまいだと思いました。料理系のほのぼの漫画って土台がしっかりしていてこそだと思うので、この二人だと無理にほのぼのにさせています感がすごいです。同じ構図や同じ配置で台詞だけ流れさせる…というのも意図的にやっているのでしょうが、乱用しすぎていて不自然に見える要因ですね。普段はあまりやらないからこそここぞのときに際立つコマ割りだと思います。他の方もいう通り、手抜きっぽさも感じます。

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