愛を与える獣達《コミカライズ》【単話版】
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愛を与える獣達《コミカライズ》【単話版】

松基羊/茶柱一号

幸せになって欲しい

2020年10月27日
コミカライズというものが、お初です。ご存知のファンの方は、漫画で読む事を喜んでいらっしゃるようで、とても素敵な作品なのでしょうね。
冒頭から、辛い身の上の少年の話でスタートし、(大丈夫か?あたし。読めるか?)と躊躇しましたが、少年を買った熊の獣人が救出するために買った事に安堵しました。それでも、少年の身体に染み付いた、性奴隷の生活は簡単には解放してくれそうになく、暴力に怯え、犯される事に怯えながら生きてきた事に、胸が痛くて辛いです。ゲイルたちの正義に守られ、人の優しさや、人を信じる事を知って行くのでしょう。魔法でいろんな事を抑制され、声を出せず、気持ちも吐き出せないのは、より一層苦しいはず。奴隷として扱われ、名前のない『奴隷』にはちゃんと『森羅親之』という名前があり、これからは堂々と名乗って欲しい。
ゲイルもダグラスもチカに『番』となる事を望み、愛されてるなぁ。メロメロに溺愛です。チカの可愛さに無理もない。最終、どうなるのか楽しみです。
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