このレビューはネタバレを含みます▼
先に、あやしの湯ももいろ美人を読んでからこちらを読んだほうが登場人物全員を把握できるのでおもしろいと思います。ももいろ美人は、乙丸・七尾視点、こちらは狸央・鬼村視点ですが、話がつながってます。中身ですが、前半はすごく幻想的な雰囲気で話が進んでいきます。和ファンタジーというかなんというか。すこし物悲しい雰囲気もなんともたまりません。後半は、あやしの湯の仲間たちが登場で、にぎやかさが戻ってきます。ももいろ美人の乙丸と七尾も話にけっこう絡んできます。ちょっと切ないところもあるんだけど、ほっこりもする和ファンタジー。なんともいえない不思議な世界観で、読者を日常から別の世界へ連れてってくれますよ^^