切ない叙情SF 超ど真ん中ストライク





2020年10月29日
レビュー、評価をほとんど読まずにまっさらな状態でこの作品を読んでびっくり、えっ、私の好み超ど真ん中ストライクなお話で、星10個の大傑作なんですけど。話の展開が全くよめなくて、ドキドキして、幸せがあって、悲しくて、また切なくなって、でも最後は伏線を全て回収してハピエンで終わらせる。ボールペンのくだりなんて、凄みがある。原作者さんの作品、初めて読みますが、こんな話を思いつくなんて、天才。これから追いかけまくります。このお話、いろんな名作のオマージュにもなってますよね。私が気づいたのは、トトロ(扉絵)と、SF叙情古典小説の夏への扉(猫が出てくる)。レビューによると、他にもあるみたいですね。原作者さんが読書家なんだろうと想像します。夏への扉のような切ない叙情SF好きな方にもの凄くおすすめです。

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