恋する母たち
」のレビュー

恋する母たち

柴門ふみ

なんか、最後でがっかりした。

2020年10月29日
ジワリと涙のでる場面もあり、とても面白く読んでいたのですが、最終巻でなんだかがっかりしました。
まりの息子とか、脇役?では勿論そうでない人もいるんだけど、大枠では同じことの繰り返しで、変わらない人々という印象になってしまったのが残念です。
繁樹とかは、分かりやすく変わらない枠で全然構わないのだけれど、少なくとも主役級2人は、中身や人生の方向性に変化が感じられなかったのが、色々やってきて結局何だったのかなあー???と、物語としてのスッキリ感、腑に落ちる感を得られませんでした。
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