言ノ葉ノ花
」のレビュー

言ノ葉ノ花

砂原糖子/三池ろむこ

SF(すこしふしぎ)系の地に足つい代物

ネタバレ
2020年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 言の葉シリーズ第一弾。

受けが突然心を読める能力を得て苦しみながら生きているところに同僚の無口無表情攻めの心の中を偶然読んでしまってからストーリーが回り始める訳ですが、その心の機敏が丁寧に書かれています。

設定はSF(すこしふしぎ)ですが、主要キャラだけでなく全てのキャラが自然で泥臭いところもあってリアリティを感じさせます。
ストーリー展開はこのSF設定を無理なく現代に溶け込ませているので、ストーリー勢に本当におすすめ。
これの続き(の短編集)は言の葉シリーズの第4弾の「言の葉便り」になります。
エロは自然な流れで後半に。
丸々表題作。本文内イラストあり。

【評価基準】→
☆5…希少で最上の作品!何度も読んじゃう! 
☆4…最高!人にもおすすめ♪(※他の人の☆5-4位) 
☆3…面白い~一応、完読した(※他の人の☆4-3位) 
☆2…微妙~二度読み無しかな(※他の人の☆3-2位)
☆1…つまんない!~時間の無駄かな… 
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