このレビューはネタバレを含みます▼
私は常々「破壊とは救済である」という信念をもっているのですが、この作品のラストを読んで、完全に解釈が一致して号泣しました。
これ以上ないハッピーエンドでした。全私がスタンディングオベーションです。秕と涅さんの子供はさながらアダムとイブのようで、世界再生は天地創造を連想しました。美しすぎる最終ページ。私の信念は間違っていなかったと、なるたるに救われました。骸なる星、玉たる子。ありがとうございます。
■最終話で涅さんが秕に食べろと差し出したおにぎりは、かつて秕が涅さんに渡したおにぎりの記憶です。涅さん推しにとって最大の萌えポイント。