生まれる価値のなかった自分がアンナのためにできるいくつかのこと
」のレビュー

生まれる価値のなかった自分がアンナのためにできるいくつかのこと

永瀬ようすけ

タイトル自体が伏線になっている

ネタバレ
2020年11月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公が屋上から転落して別の時間軸へタイムリープする。しかし、そこにはまた別の時間軸から来た人物が現れる。
一つの時間軸にそれぞれ別の時間軸から二人の人物がやってくる、というのはとても新鮮に感じた。
タイトル自体が非常に重要な伏線となっている、とても練り上げられたストーリー構成になっている。
主人公が本当にクズで救いがない。しかし本来のバッドエンドだけは避けられて、多少は希望の見える終わり方だったのはよかったかもしれない。
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