セックスしたけど、好きじゃない
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セックスしたけど、好きじゃない

やん

なんか、違う気がする

ネタバレ
2020年11月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さん。読み終えて、タイトルの意味を考えてみて、なんかあまりそぐわない気がしました。
ノンケの玄太が彼女に振られた直後、出会った神坂に心奪われますが、どうなんですかねぇ?何回か会って、抱くほどに好きになる要素がありましたっけ?神坂も、誘ってヤるゆるさをもちながら、再会したら知らん顔。セ*レならいいよって、なんだそりゃ?10年忘れられない人がいて、心を許さないけど、身体は許すってヤりたいだけ?過去の大事な人を忘れられない気持ちは、よくわかる。前に進みたいけど、失くす怖さを知ってるからこそ、受け入れる事が怖い気持ちもよくわかる。でも、なんかそれは、自分の都合だけで、玄太を受け入れないんだから、相手の気持ち無視して『セ*レ』提案はどうなん?気持ちの整理がつかないにしても、なんか違う気がする。玄太が、神坂をあんなに好きになるのも、よくわからない。神坂が、年下ワンコに押されて、絆されて情が移るのは理解できますが、もひとつ感情移入しにくい二人です。前に進んで新しい恋に巡り会えた事は素敵ですけど、展開の仕方がビミョーです。あと、大切な人からもらった指輪を玄太に渡すのは何故?玄太の気持ち考えたら、そんな事しないはず…何これ、全くわからん。嫌いになって別れたなら、後腐れないけど、亡くなった人との思い出は美しいからこそ、その指輪は渡すべきじゃない。意味がわからない。
よくわからんけど、ラブラブでなによりです(笑)お熱い二人ですが、私の心は寒いっ…冷え冷えして凍えちゃう。
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