このレビューはネタバレを含みます▼
繋がる命の壮大な物語。
サブキャラと主人公が融合し、物語が進んでも上手く距離感を保ちながら繋がりあっているのが、切なく、でも心地よい。時間軸に沿って話は進むが、時々一気に時間が進むので、マンネリ化もない。最新刊13に突入した時の展開は、衝撃的。
不死かつ万物創設能力というあり得ない設定なのは漫画的だが、手塚治先生にも通づる、魂と器、そしてこの世とは何かを考えさせられる、流浪の物語。
絵も綺麗だし、キャラの個性もいい。単調なインフレバトル漫画に飽きた方にオススメしたい。