この国の不幸に仕えて
」のレビュー

この国の不幸に仕えて

鷹来タラ

幸せを探して。

2020年11月14日
かなり訳ありな坊っちゃんとその執事のダークファンタジー。坊っちゃんが何に追われているのか、それをどう切り抜けるのかが見どころです。「敬語崩れちゃう系執事」という初期タイトルをラストシーンで見事に回収しているところに作品愛を感じました。これほどのダーク設定にしては珍しく読者の大半が納得できる終わり方かなと思います。
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