シークレット・フライデーナイト
」のレビュー

シークレット・フライデーナイト

野萩あき

ズルい男

2020年11月14日
な~んか、モヤモヤして終わってしまった。ハピエンなんですけどね、攻め受け二人幸せなんでいいんですけど、う~ん…やり方ズルくない?まぁ、駆け引きなんですけど、なんか私の中では、スッキリせん。
筋肉大好きフェチ男の曽根。お気に入りの筋肉体型の人(高山)に出会い、いそいそと整骨院に通う。『筋肉が好きだから』、はきっと後からの言い訳だな。そんなウキウキの楽しみを見つけた曽根ですが、あろうことか、高山に筋肉フェチがばれてしまいピンチ。ところが高山の反応が、意外な結果に出てびっくり…なんでそうなるの?自分の裸体を触らせて、挙げ句、人間抱き枕になる約束を取り付けるんですが、なんで?高山の真意がわからないまま、曽根はその言葉に甘えてしまう…なんで?何も怪しまずいいの?なんだこの二人。ちょっと勘ぐれば、高山のゲイを疑う考えに行き着くはず。高山はどうしたいの?って、もうモヤモヤ、モヤモヤ。曽根も筋肉の前では、なすがまま。曽根を慕う白木にも、冷たく突き放し、可哀想な後輩。きっと白木は曽根が好きで、アプローチしてたんでしょうけど、曽根は余裕もなくなり、自分の感情で精一杯。高山の思わせ振りな態度や行動がズルく見えてしまいます。狙っているなら正攻法でぶち当たれよ、って感じです。まだ白木の方が、よっぽどいい。な~んかね、やだねったら、やだね。
いいねしたユーザ3人
レビューをシェアしよう!