淫紋治療士【コミックス版】
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淫紋治療士【コミックス版】

アカギギショウ

私は大好きだけど、ちょっと注意点が

ネタバレ
2020年11月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵も安定して上手いし、お話も面白そうだったので購入。
エロはエロくてバンバン入るし、ストーリーもキャラもよかったですが、いくつか「人によっては地雷かも」という要素があったので書いておきます。
●まず、主人公は受けなんですが、仕事が「いん紋症」が出た男性患者を抱いて治療する、というものであるため、モブ男子を抱きます。これは、攻めである神崎と関係を持ってからも変わりませんし、主人公は「患者を抱く」という仕事に誇りとやり甲斐を持っているので恋愛とは別という感覚です。なので、キャラのリバ要素が苦手な人には向かないかもしれません。
●次に、このお話は攻めも受けも、元々「いん紋症の患者を抱く」ということを仕事としており、2人共、自分の仕事に医療行為としての誇りとやりがいを持っています。なので、2人が恋愛関係としてくっついた後も、2人共がその治療活動を続行します。受けは、一度は相手に対して「患者とはいえ相手が他の男を抱く」ということに抵抗を感じるのですが、そこは「あくまで医療行為であり、自分はこの仕事に誇りがある」という自覚で乗り切ったように見えます。私はそれで納得しましたが、「仕事とはいえ恋人以外の人と性行為なんて…」と感じる人には向かないかもしれません。
ちなみに、お互いに「患者を抱く」ことは容認していますが、攻めは「受けが他のセラピストに抱かれる」ことは絶対許せないみたいです。そこの独占欲はある。
これらの点が気にならないようでしたら楽しめると思います。
ストーリーは、いん紋症の患者を抱くセラピストとして働いていた主人公こと曽根君が、自分がいん紋症にかかってしまい、自分が務めるクリニックの中でもナンバーワンのセラピスト、神崎に抱いて鎮めてもらうことに。あくまで、仲間であり、友人同士出会ったはずなのに、2人ともがそこから意識してしまうようになり…というもの。
無理矢理な描写もなくストーリーもいいですし、恋愛も甘いです。又、曽根君が細身ながらにけっこういい体をしているのがポイント高い!甘々BL大好きだし買ってよかったです!
描き下ろし漫画もがっつりあって豪華!バニーちゃん最高でした〜!
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