生涯変わらぬ愛





2020年11月20日
読みホで途中まで読んで、気になっていたので今回セールで購入。没落貴族の藤丸が遊郭で身体を売り、元奉公人の京吾が下働きとして側に仕えているお話。まず絵がとても綺麗です。お話はこの手の話しによくある流れですが、わかっていてもせつない。藤丸は稼ぎ頭になるくらい、きっちり仕事をこなしますし、京吾もそんな藤丸に身も心も全て捧げる気持ちで仕えています。表には出さなくても身を切られる思いだろうなと想像してしまいます。禁止されていますが、少しの触れ合いはあるのがまだ救いかな。その後、離れてしまっても二人の想いは尽きることなく、素敵な最後でした。

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