このレビューはネタバレを含みます▼
うわああああああああ、これはすごい、星8つ。
ネタバレなしで読んだ方がよいので、詳しくは書けませんが、試し読みだけではわからない感動の結末が待っていますー。最後まで読んでください!そしてもういちど表紙カラーと各章の表紙をみて、泣いてください!所々差し込まれる不思議なイメージにもちゃんと意味があると読み終わってわかります。絵も、ギターの弦さえ定規を使わない描き方をされていて、それが私にはとても魅力的です。表紙カラーからして美しくて、こんなに名作なのに、何ででしょうか、レビュー数が少ない、ということはあまり読まれていないんですよね。同じ作者さんの88 rhapsody も同じくバンド系漫画の傑作なのに、レビュー数少ない、つまりあまり読まれてない!!なぜだーーー。数年前PNを変えられたから(あびるあびい名義で以前描かれてました)ってことではないですよね。
心交社さん出版の作品で、星10つの大傑作なのに、何故かあまり読まれてない、吾妻先生の「ラムスプリンガの情景」と「親愛なるジーンへ」(このシリーズ2作は、マジでマジでマジで全人類読んでほしい、私の中の不動のBLランキング1位作品) それに当作品「泡沫の鱗」が加わりました。あまり言いたくない(考えたくない)けど、やっぱり出版社の規模でプロモーションがかけられないと世に知られないのかしら。。出版社の力関係で、有象無象のBL世界の中で名作が埋もれていくのはすごく辛いです。。。