手の描写が素敵





2020年11月29日
紙本で読了
巻頭でのフィーのモノローグにあるように、本作では手の描写が重要な役割を果たしています。
撫でる、抱き寄せる、爪を噛む、情交する
様々な場面で描かれる手が、素晴らしいデッサンによって艶やか且つ雄弁に語ります。
デッサンといえば、本作では修正をほとんど必要としないのも素晴らしいです。
基本、構図で無惨な白抜きを回避しています。
2巻では描写がより控えめになりましたが、それでも情交の艶やかさに変わりはないと思います。
今の時点では、試情夫であるアポロが超のつくノーマルなので、甘々な雰囲気はあまりありません。
ですが、ちょっとした仕草から見えてくる“本気のアポロ”の片鱗が甘さダダ漏れでして、
だからこそ枷が外れたときのアポロが今から楽しみです。
それまでは、座裏屋さんの描く甘々な雰囲気が見たい時は他の作品で補充しています。
シャングリラの存続危機や、フィーの過去、アポロの離婚訴訟など様々な暗雲が立ち込める中で、今後二人の距離がどのようにして近づくのか先が気になります。
巻頭でのフィーのモノローグにあるように、本作では手の描写が重要な役割を果たしています。
撫でる、抱き寄せる、爪を噛む、情交する
様々な場面で描かれる手が、素晴らしいデッサンによって艶やか且つ雄弁に語ります。
デッサンといえば、本作では修正をほとんど必要としないのも素晴らしいです。
基本、構図で無惨な白抜きを回避しています。
2巻では描写がより控えめになりましたが、それでも情交の艶やかさに変わりはないと思います。
今の時点では、試情夫であるアポロが超のつくノーマルなので、甘々な雰囲気はあまりありません。
ですが、ちょっとした仕草から見えてくる“本気のアポロ”の片鱗が甘さダダ漏れでして、
だからこそ枷が外れたときのアポロが今から楽しみです。
それまでは、座裏屋さんの描く甘々な雰囲気が見たい時は他の作品で補充しています。
シャングリラの存続危機や、フィーの過去、アポロの離婚訴訟など様々な暗雲が立ち込める中で、今後二人の距離がどのようにして近づくのか先が気になります。

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