このレビューはネタバレを含みます▼
テンカウントがあまり好みじゃなくてずっと気になりながらも読まず嫌いしていた作品。クーポンがあったのでエイッ!とポチってみたら……めちゃくちゃ良かった!大学の法学部の有川と植物の研究室の御崎。きっと出会った瞬間に恋に落ちていたのでしょうね。ゆっくりゆっくりジワジワと育っていく恋心。赤面する御崎や想いを自覚して戸惑いながらも正直に突き進む有川にキュンキュンしっ放しです!2人を取り囲む人々も優しくて良い人。特に教授やお祖父さんが良かった。川端さんは自分勝手だったけれど、最後は自分の気持ちと向き合うことが出来て良かった。エッチはスローテンポ。1巻はキスまで、2巻で手。3巻で漸く結ばれますが、色気があって良いです。同じ作者さんの『花のみやこで』がお祖父さん世代の切ないお話で、そちらにその後の2人の幸せなお話が収録されています。