タヌキの狸央が可愛かったです

スピンオフだと思って読んでたら続編でした。すぐ読むのをやめて前作「あやしの湯ももいろ美人」を読み、戻ってきて再読。これ一冊で読めんこともないけど、行間を読んで察する…的なお話なので、作者さんの仕掛けた色んな設定を拾いたいなら読んでたほうがいいと思います。
こちらの方には2カプ出てきました。前作でメインだった七尾と乙丸と、オーナーの鬼村とタヌキの狸央。2組とも過去の不思議な縁で繋がっていて、それが明らかになるにつれてそれぞれの絆とか想いの深さとかが分かってきます。狸央がタヌキなんだけどワンコ的な可愛さがあって、鬼村スキスキ全開で可愛かった。
ただ、ストーリーに独特の雰囲気があるというか、そこは読み取ってね的な空気が終始あるので、好みが分かれるかもなあと思いました。