勇者伝説の裏側で俺は英雄伝説を作ります ~王道殺しの英雄譚~(コミック)
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勇者伝説の裏側で俺は英雄伝説を作ります ~王道殺しの英雄譚~(コミック)

荒井空真/まお/ナカノムラアヤスケ

いまいち振り切れない

ネタバレ
2020年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公、強いは強いんですが、いまいち目的がないというか。そんなものは無くても己の欲するがままにと、作中、槍がフォローしているものの、英雄の欲するものが普通の生活では、読者としてはつまらないです。今のところは生活の為に狩りをして、好きな女の子と同棲してるだけです。それに英雄色を好むといいますが、色を求めてグイグイ動いたのは最初の女の子だけで、後は色の方から勝手にやってくる感じです。主人公自身は女ったらしではなく、堅実で義理堅く、明るい健全な男子です。そのあたりキャラがロールキャベツで、英雄らしくないなと思います。そして図らずしも勇者の邪魔ばっかりすることになっています。これでは勇者の活躍の裏で云々ではなく、明確に勇者の妨げじゃないですかね。引き下がって余りもの(失礼!)ばっかりあてがわれる勇者が気の毒です。パーティーメンバーに女ばっかり求める勇者も悪いんですが。そんな感じなので自分は脱落します。
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