読み応えあり

2020年12月18日

ヒロインは貴族令嬢でありながら、家の没落、濡れ衣よる前科、路上生活、懸命に働く様子など、これでもかというほど困難に襲われます。そのあたりが詳細に語られ、可哀想な気持ちにどっぷり浸りました。後にヒーローと出会ってから、彼の誠実さに救われていく様子がとても良かった。ラブシーンに至るまでをしっかり書かれていました。脇役の王女さまが気が強いのに優しく公平で「首をちょんぎってやる」の口癖もくすりとさせられました。

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